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菊花展(菊まつり)の案内


大宝八幡宮の菊まつり「菊花展」YouTubeビデオ案内

菊花展とは

下妻市菊花会が主催し下妻市・下妻市観光協会が後援している菊の展示会です。
一年間丹精込めて育てた自慢の菊が誇らしげに境内を鮮やかに彩ります。
毎年趣向は変わりますが、菊人形や五重塔、日本庭園をイメージした作品などで人々の目を惹きつけます。

開催期間:11月1日~25日


キクの基本データ

菊花展:展示品1
学名
Chrysanthemum morifolium
科名
キク科
属名
キク属
原産地
中国
和名
菊(キク)、家菊(イエギク)
英名
Mum、Florist's chrysanthemum
開花期
9~11月
切り花の出回り時期
オールシーズン
花色
赤、ピンク、黄、オレンジ、白、紫、緑、茶、複色
花もち
2~3週間
花言葉
高貴、高潔、思慮深い

菊は縁起がいいとされる訳

菊花展:展示品2

奈良時代に薬草として中国から渡来してきた、キク。その花には、邪気を祓い、長寿をもたらすパワーがあるとされていました。9月9日の「重陽の節句」をご存じですか。

もともとは中国の習わしで、奇数は縁起のよい数で、偶数はその逆と考えられていました。暦のなかで奇数が重なる日は、偶数(陰)になるため、めでたいけれど悪いことにも転じやすいとの考えから、お祝いとともに厄祓いの意味を込めて、季節の植物から生命力をもらい、邪気を祓う行事が行われていたようです。それが、五節句の由来です。そのなかでもいちばん大きな奇数(陽)が重なる9月9日を「重陽の節句」と呼び、キクの香りを移した菊酒を飲んで邪気を祓い、長寿を願う風習があったよう。そんな中国由来の行事が、日本では平安時代ごろに貴族の宮中行事として取り入れられました。時代とともに庶民にも広がり、江戸時代には五節句のひとつとなって親しまれました。


菊の種類

菊の種類

厚 物(あつもの)花弁が鱗(うろこ)状に 、幾重にも重なって咲く。

厚物咲き

  花弁が、花頂に向かって整然と半球状に咲く。

厚走り咲き

  半球状の下端より〈走り弁〉が突き出したもの。

管 物(くだもの)花弁の全てが中空の管状になっているもの。

太管(ふとくだ)咲き  花弁の太さが3~5㎜のもの。

間管(あいくだ)咲き  花弁の太さが2~3㎜のもの。

細管(ほそくだ)咲き  花弁の太さが1~2㎜のもの。

針管(はりくだ)咲き  花弁の太さが1㎜以下のもの。

菊花展と巫女

大掴み(おおつかみ)

夏空の入道雲のように雄大に掴み上げて咲く。

一文字菊

大菊のなかで唯一の一重咲き。御紋章菊とも呼ばれている。        

江戸菊

江戸菊は,江戸時代に江戸(東京)で発達した古典菊。

巴錦(ともえにしき)

この「巴錦」(ともえにしき)は、花びらの内側が深紅、外側が黄金色の大変豪華な色が特徴の古典菊。