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境内施設紹介

本殿

本殿
大宝元年(701)、藤原時忠公が筑紫の宇佐神宮を勧請創建されました。現在の建物は天正五年(1577)、下妻城主多賀谷尊経(重経)が再建されたもの。再建当時の棟札墨書銘と擬宝珠刻銘も現存しており、貴重な史料となっております。建物は三間社流造で建ち上がりも高く、柱も太くてどっしりした重みを見せておりますが、それに比べて組物は小柄で複雑に組み合わされ、桃山時代の地方色が濃く表れています。屋根は萱葺きであったが、昭和40年に茅葺形銅板葺に改められました。天正期の地方的建築の有様を示す貴重な文化財として、国の重要文化財に指定されています。

拝殿

拝殿
御本殿にお鎮まりになる大神様に祈りを捧げるための御殿。御祈祷を始め多くの祭事を執り行います。

若宮八幡宮

若宮八幡宮
源頼朝が奥州征伐を達成したのを期に、下河辺行平に命じ文治五年(1189)に勧請させた八幡宮。若宮様は第十六代仁徳天皇のことで、その父親が第十五代応神天皇八幡様です。御本殿には第十四代仲哀天皇をお祀りしているので、親・子・孫と三代続けてお祀りしていることになります。

鐘楼

鐘楼
明治の頃、神仏分離により取り壊された鐘楼が、平成の世になり復建されました。

祖霊殿

祖霊殿
江戸時代末期、大宝寺護摩堂として建立されました。旧大宝寺唯一の遺構。現在は祖霊祭祀を執り行い多くの御霊様が祀られています。また、人形供養慰霊祭や若子(水子)慰霊祭もこちらで斎行しております。

相撲場

相撲場
御創建壱千参百年祭を記念して建てられた本格的な土俵。両国国技館の土俵と同じ大きさで、土も同じく筑波山の土を使用しています。毎年6月中旬に高砂部屋と錦戸部屋が3泊4日の稽古合宿を行い、迫力のある稽古を後援会会員を始め見物客に披露します。会員にはちゃんこ鍋の振る舞いもあります。

寶物殿(資料館)

寶物殿(資料館)
土器・戦国時代の具足・皇室御下賜品など数多くの宝物が納められています。代表的なものは、瑞花雙鳥八陵鏡・丸木舟・銅鐘(いずれも県指定文化財)の三点が挙げられます。拝観料は大人200円、小学生以下100円。

社務所

社務所
御祈祷の受付、御札・御守の授与など、社務全般を行っている所。毎朝8時半から夕方5時まで神職が常駐しています。御祈祷の受付は曜日や祝祭日に関わらず朝9時から夕方4時半までですが、正月・祭事などによりこの限りではありません。現在の社務所は崇敬篤い井岡氏の奉納(昭和55年)であり、その偉業を称える記念碑が拝殿脇に建てられています。

神楽殿

神楽殿
神楽とは神を祀るときに奏上する舞と音楽。神楽殿とは神社の境内に設けて神楽を奏する殿舎をいいます。天照大御神が天の岩戸にお隠れになったとき、八百万の神々が岩戸の前に集まって踊りを舞い、天照大御神のお出ましを願ったという神話が起源といわれます。春と秋の例祭では十二座神楽が奉納され、例祭と節分祭では豆・餅・菓子などをここから撒きます。また、神事とは別にコンサートなどにも使われます。

手水舎

手水舎
御神前に進む前に日常の生活の中から誰もが身に着けてしまっている「罪」や「穢れ」を祓い清める所。身体全体を水などで祓い清める「禊」が簡略化されたのが手水です。参拝の前に立ち寄り、必ず手水を行ってから御神前に進むのが神様への礼儀作法です。

青龍権現社

青龍権現社
かつて大宝沼に住んでいたと伝説が残る白い大蛇を祀ったお社。

黒鳥神社

黒鳥神社
大国主命を祀ったお社。縁結びの御利益があるといわれています。社伝によると、日光東照宮の眠り猫などで有名な左甚五郎が、若い頃に大宝八幡宮に滞在し、残したという堀り物があります。

市姫神社

市姫神社
市場を司る商売繁盛の姫神様を祀ったお社。

あじさい神苑

あじさい神苑
国指定の史跡である大宝城跡の土塁保全のため、あじさいを植えたのが始まりです。今では300種4,000株を越えるあじさいが咲き誇ります。毎年6月下旬〜7月上旬にあじさい祭が催行され、6月最終土曜日(雨天時は翌日曜日)には、流鏑馬神事・野点・草花の無料抽選会があり多くの人で賑わいます。

随身門

随身門
昭和天皇御座位六十年を記念して建立された神門。一対の仁王像が狛犬同様に神前に邪気や穢れが近づかないように睨みを効かせています。かつて大宝八幡宮の境内には8つもの寺院(大宝八ヶ寺)があり、神仏習合の名残を感じさせます。

古札符納所

古札符納所
お世話になった御札・御守を納める所。納められた古神符はお焚き上げいたします。他の神社の古神符でも納めて問題ありません。また、普通ゴミとするのが憚られる人形・ぬいぐるみなども納められますが、ガラスケースや有害な煙の出る化学物質などお焚き上げ出来ない物はご遠慮いただいています。3月と9月の最終日曜日には人形供養慰霊祭が祖霊殿にて斎行されます。

茨城百景

茨城百景
大宝駅を出て正面の坂(敵返坂)を登る途中、右手にあります。

重軽石

重軽石
石自体は特別な物ではなく、実際には重さは変わりませんが、参拝の前と後とでは、重さが違って感じられる石です。参拝をして真剣に神様に感謝・祈願・報告などをした人は、晴れやかな気持ちになり体が軽く感じられるので、その状態で石を持ち上げると、参拝前より軽くなるのです。とても嬉しい事があったり、悩みを聞いてもらったら肩の荷が下りたような気がしたり、仕事が終わって疲れていても「明日から3連休だ」と思うと急に元気が出たり、そんな精神状態に近いと考えるとわかりやすいでしょうか。

忠魂碑

忠魂碑
大正十四年、帝國在郷軍人會 大寶村分會により建てられた碑。昭和三十年、大寶地區遺族會により改装されたものが現存しています。

さざれ石

さざれ石
さざれ石の学名は、石灰質角礫岩。全国各地の石灰質の山や谷で産出しますが、この石は国歌発祥の地といわれる岐阜県揖斐郡春日村の山中にあったものです。

下妻政泰公忠死之碑

下妻政泰公忠死之碑
大宝城最後の城主、下妻政泰公の碑。南北朝時代、南朝方に付いた政泰公は、大宝城を北朝の軍勢に包囲され、食料不足と城内不和により敗北。興國四年(康永二年)十一月十二日、政泰公は討死し、大宝城は落城しました。

大銀杏(ご神木)

大銀杏(ご神木)
樹齢約100年の銀杏の御神木。日露戦争に出兵し無事帰国された方が、戦の神として名高い八幡様に奉納したものです。銀杏(ぎんなん)は生りません 。

境内の桜

境内の桜
大宝八幡宮の桜は「茨城の桜名所」に選ばれています。

大王松

大王松
本殿東側にある大王松です。松葉は3本で稀に4本のものが見つかります。

大宝保育園

大宝保育園
一人ひとり違うことが個性「みんな違ってみんないい」を保育理念とし、「自立できる子ども」を目指しています。詳しくは大宝保育園ホームページへ。
茨城県下妻市大宝725−1
TEL0296-43-6309
FAX0296-43-6829

やはた学童クラブ

やはた学童クラブ
放課後、保護者のいない小学校低学年の児童を、指導員がお預かりします。夏休みの流しそうめんなど、イベントもあります。
茨城県下妻市大宝723−1
TEL0296-43-6309
FAX0296-43-6829

大宝駅

大宝駅
関東鉄道常総線の駅。参道までは徒歩2分の距離にあり、参拝には便利である。正月には初詣に合わせて車両が増える。下り方面守谷駅から各駅停車で約43分、上り方面下館駅から各駅停車で約16分。

ドライブインゑびすや

ドライブインゑびすや
創業明治元年、八幡宮大鳥居内にある当店は、名物の「厄除けだんご」をはじめ和定食などお気軽にご利用いただける休憩・お食事処のお店。おすすめは、あっさり醤油系の「支那そば」とだんごと一緒にその場でお茶をたてる「抹茶セット」です。
下妻市大宝668
TEL0296-43-3495
えびすやのホームページはこちら