誉田別命(ほんだわけのみこと)
…第十五代応神(おうじん)天皇(八幡様)
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)
…第十四代仲哀(ちゅうあい)天皇
気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
…神功(じんぐう)皇后(仲哀天皇の皇后)
八幡大神様は、その御代に治山治水・学問・漁猟・商工・土木建築・交通運輸・縫製・紡績、その他あらゆる殖産興業の途や、衣食住等人間生活の根源を開発指導された文化の生みの親神であると同時に、武の道をつかさどる神としても世に名高く、まさに一切生業の守護神であられます。
御霊験はいよいよあらたかにましまし、大宝の御名に示されるように、財運招福の願い、厄除、交通安全、事業繁栄、家内安全、安産等の諸願を託す人が多く、日々の生活に限りなき恩恵をかがふらせ給うなど、その御神徳は広大にして無辺であります。
- 赤城神社・・・・盤筒男命:茨城県筑西市梶内136
- 愛宕神社・・・・火産霊命:茨城県下妻市前河原547
- 稲荷神社・・・・倉稲魂命:茨城県筑西市辻1238
- 春日神社・・・・天児屋根命:茨城県下妻市若柳乙437−1
- 木戸神社・・・・大山咋命他二柱:茨城県筑西市木戸1
- 熊野神社・・・・伊邪那美命:茨城県筑西市北大宝553
- 五所神社・・・・須盞嗚命他四柱:茨城県下妻市長塚625
- 十二所神社・・・天御中主命他十一柱:茨城県下妻市数須5
- 日枝神社・・・・大山咋命:茨城県下妻市中郷604
- 二所神社・・・・火産霊命他一柱:茨城県下妻市下妻丙152
- 二所神社・・・・日本武尊他一柱:茨城県下妻市下妻戊404
関東最古の八幡様 大宝八幡宮の由緒(簡易版)
大宝元年(701年)、藤原時忠公が筑紫(つくし)の宇佐神宮を勧請創建したのがはじまりです。天台宗の古い経文の奥書に「治承三年(1179年)己亥七月二十二日の未時書了於常陸州下津間八幡宮書了兼智」とあるため、平安末期にはすでに八幡信仰が盛行していたことがわかります。平将門公も戦勝祈願のために度々参拝し、当宮の巫女によって新皇の位を授けられたと伝えられています。 「吾妻鏡(あづまかがみ)」に下妻宮(しもつまのみや)としるされ、文治五年(1189年)、奥州征伐平定の日、源頼朝公が鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請し摂社若宮八幡宮を創建されました。
大宝八幡宮の歴史(詳細版)
大宝八幡宮の創建時代である白鳳奈良時代、平安時代~鎌倉時代、室町時代~江戸時代、現代にいたるまでの文献に基づく歴史をご覧いただけます。